Google Mapsの「ストリートビュー」がリリースされましたね。
2ch界隈には大きな衝撃を与えたみたいですが、うちの会社でも大いに盛り上がりました。
僕もみんなと一緒に使ってみて、やはり最初は自分の家を検索してみたりするんですが、残念ながらうちはストリートビュー対象外でした。
ただ、不思議なことに今住んでいる家よりも若干田舎である実家の方は、細い道に囲まれているにも関わらずストリートビューで閲覧することができました。
純粋な感想。「これはすごい・・・」
Googleアースを初めて見た時の衝撃を超えることはなかったものの、使い勝手の良さも手伝って08年度最大の衝撃の予感。
Googleマップは航空写真とこのストリートビューでほぼ最強の地図ツールになったような気がする。現段階では16号の内側中心のようだけど、これが日本全国に広がることを切に願う。
いや、しかし、さすがGoogleだと思う。360°撮影可能なカメラとGPSを利用して車で日本全国を走り回るとか、普通の人でも容易に考え付くことではあるものの、実際に実行してしまうとは。こんなアイデアうちの社内で提案しようものなら余裕で却下だろうなぁ。
これまでも地図上に写真をプロットするというコンセプトのサービスはいくつもあった。それこそ僕が出向していた会社でも実際に運営していたし。でも、どのサービスも全く事業として成功したものはなかったように思われる。事業としての成功以前に、全く面白くないものばかりだった。
それって何でだったのかなぁと改めて考えると、それはまぁ一言で言ってしまえばユーザーに頼りきってしまったからだったのではないかな、と思う。
そういうサービスが乱立した頃って、まさにWeb2.0ブームの真っただ中だったから仕方がなかったのだけど。コンテンツは提供者が用意するのではなく、ユーザーが育てるもの(集合知)という方向にあらゆる人の意識が向いてしまっていたタイミングだったわけで。
Web1.0の世界では、優れたDBを誰よりも早く作り上げた企業が勝つというコンテンツビジネスだった。でもそれがいつの間にか、Web2.0の世界になり、コンテンツは提供者が用意するものではなくて、ユーザーが作り上げるもの、つまり、ユーザーが参加しやすい「場」を作った企業が勝つという世界になった。本当はそんな世界ではなかったのだけど、この頃はみんながそう思っていた。
その結果何が起きたかというと、地図にプロットされたサービスは投稿者毎に玉石混交wで統一感なく、意味のないユーザーのコメントといった余計な情報が満載の、面白くもなんともないDBが点在することとなった。
Web2.0の象徴的企業であるGoogleは、今回改めてその凄味を僕らに見せつけることになったが、それは、僕らが本来のコンテンツビジネスに立ち返るきっかけとなるのではないかと思う。
では、サカリでした。