わたし、常々ベンチャーキャピタルに興味深々なわけですが、とても面白い特集記事を読んだのでご紹介。
日興アントファクトリー会長兼社長、尾崎一法氏へのインタビューです。
「20分の1の確率で社長になれる」と思ったら…本場イギリスでバイアウトを学ぶ 「投資の判断基準は、好ききらいですね」では、サカリでした。
今日は日本のネット系企業/人が海外に目を向けた取り組みが多数目に付いた日でした。
楽天が欧州に進出、「日本と同等のシェアを取る」:ITpro サイボウズ創業者が設立した米LUNARR、ベータ版を提供開始:ITpro ソフトバンク孫社長、グーグルに宣戦布告--「アジアとケータイを制した者が勝つ」:モバイルチャンネル - CNET Japan これらを一緒くたに語ることは好ましくないかもしれませんが、国内で一定の成果を挙げた人たちが、その先に国内よりも遥かに大きなマーケットが横たわる海外に成長の源泉を求めることは極めて真っ当な話だと思うし、どんどん海外に飛び出していく事例が出てくればいいと思う。
さて話は変わりますが、今日は後楽園にあるT.L(イニシャルにしてみた)というベンチャー企業に行ってきました。
うちの会社からT.Lに転職した方がいて、その方にご招待いただいたのです。(正直いうと、気づいたらスケジューラに予定が入れられていていたので、訳も分からずついて行っただけだったのですが(汗))
会社に着いて先ずびっくりしたのが、エレベータが開いた瞬間に目に付くファミコンとスーパーマリオ、あと、見せるように陳列されたCDジャケット。そんで、その左右に広がるごみごみしてカラフルなオフィス空間。え、エレベーターホールとかってないの??いう感じ。
みんなフツーに働いている。
メンバーと鉄砲玉を食らった鳩のごとくキョドっていると、社員さんらしき人が会議室のあるフロアに案内してくれました。
そんで、会議室エリアに入ってまたびっくり。
それほど広くないスペースにテーブルがいくつか。テーブルとテーブルの間は全く区切られていない。どうやらほとんどが社内会議のようです。でも、僕らがここに案内されたっていうことは来客も同じスペースで打ち合わせするみたい。いったいどうやって機密情報の保護を図っているのかw。
そんで、その各テーブルで4〜6人くらいの人が頭をつき合わせて真剣に議論している。これは一緒に行ったみんなが感じたことなんですが、うちの会社の会議シーンと全然雰囲気が違う。この会社の会議は、みんながテーブル上のひとつのものを覗き込んでいるイメージ。後で聞いたんですが、みんなで覗き込んで、あーでもないこーでもないと話をすることで、みんなが参加している(誰もさぼってない)状態になるらしい。机の天板がメモ帳みたいになっているテーブルもある。これにみんなで議論したことをフリーハンドで書き込んでいくらしい。
続いて、転職した先輩とその会社の社長/取締役の方々が、運営しているサービスと会社の特徴を説明してくれました。
詳しくは書かないけれども、彼らのサービスの特徴は、エンジニアがコダワリにコダワった機能満載なフルFLASHの超リッチなWebアプリ。超技術バリバリの会社なんだけれども、デザインも全く妥協していなくて、こういうネットベンチャーって珍しいと思う。例えばはてなであれば、技術やアイデアはいいんだけど、それほどデザインやリッチな操作感にコダワリがあるとは思えない。(いや正確にいうと、はてなははてなで超シンプルな操作性にコダワリは感じるんだけど。)
ユーザーにできるだけページをめくらせない、できるだけテキストによる条件入力をさせない工夫は素晴らしいの一言でした。本物のエンジニア達だからこそできる発想・工夫が随所に感じられました。ただ、難点はエンジニアがコダワリ過ぎて普通の人がその細かくて素晴らしい仕様に気づけないことだそうです。確かに僕も使ったことのあるサイトがいくつかあったんですが、えぇ!?そんな機能あったの!??というものが沢山でした。
そんで、超個性的で舌足らずなユルイ感じの社長。彼の人間的な魅力にも関心しました。管理職のマネジメントが極めて弱い(敢えて弱くしている)ことが会社の特徴でもあるとのこと。社長に関して言えば、もはや天皇の概念(象徴)に極めて近いとのこと。これもうちの会社とは大きな違いだし、日頃からお付き合いしているベンチャー企業とも全く違う。本当にベンチャーっていうのは色々な企業があるものです。
本当は詳しく語りたいことがいっぱいで興奮して帰ってきたのですが、今日はこの辺で。仕事のモチベーションを激しく刺激されたので、また来週からがんばります。
では、サカリでした。